ふわっーと淡々と生きる・・・
かねこカウンセリングオフィスの金子です。
早速の更新!!!笑
皆さん、夏休みはどう過ごしましたか~??私はお盆休み、妻の実家で、ゆっくり過ごしました(過去のブログ)。お盆という時期は、ご先祖様の霊があの世から戻ってきて、また、天に帰っていくという日本古来の信仰が背景にありますよね。私は霊や妖怪の類には見たり会ったりしたことはないですが、霊や妖怪の存在は信じている方です。
さて、霊や妖怪と言えば、「ゲゲゲの鬼太郎」で有名な水木しげるさんがいますが、先週の日曜日の朝、久しぶりにテレビで「ゲゲゲの鬼太郎」を見ました。残念ながら、作者の水木しげるさんは亡くなられましたが、この水木しげるさんについて、朝日新聞(2016/02/06 少し古いですが)において、マンガコラムニストである夏目房之介さんのコメントをここで引用します。
<当時の子供向けマンガは、手塚マンガもそうですが、線が閉じています。ディズニーのアニメもそう。それが当たり前でした。しかし水木さんが描く人物や妖怪は、線が閉じていないことが多い。結果として人物が茫洋(ぼうよう)とした、ふわふわした存在になるんですね。日常とは淡々と、ふわっーとしているものだ、人が生きているとはこういうことだ、というのが本人の中に確固としてあったと思います>
*「茫洋(ぼうよう)」・・・難しい言葉ですが、興味のある方は是非、辞書を開いてみてください。私は好きな言葉です。
今現在、しっかりとした将来の夢を持っている人は、それに向かって日々努力していけばよいでしょう。一方、将来の夢や進路について、まだ漠然としていたり、ぼんやりとしていたりする人も多いかと思います。そのような人も、焦ることはありません。学生時代の目標や夢が、大人になるときまで、同じである人は、そう多くはないものです。
逆に、今現在、「漠然とした将来の夢や進路」ということは、別の視点から見れば、何にでもなれる可能性があるという事です!もちろん、そこには運やタイミング、その他、しんどいこともあるでしょう。
ゲゲゲの鬼太郎の歌のように、
「楽しいな、楽しいな、お化けの学校にゃ、試験も何にもない♬」とは、いきません・・・。
夏休みも終わり、まもなく多くの小中高の学校が始まります(すでに始まっている学校もあるでしょう)。日々の毎日を、淡々とふわっーと生きていく。その積み重ねが、いつのまにか、具体的な将来の夢や進路に近づいているかも知れません。