言葉の力1

かねこカウンセリングオフィスの金子です。

今回は私が臨床場面(だけではなく、講義や講演会でも)でよく使う言葉の一つを紹介させて頂きます。それは

当オフィスのパンフレットにも書かせて頂いていますが、

思い込みによってとらわれない「こころ」と「からだ」

この「思い込み」「とらわれ」という言葉です。この「思い込み」と「とらわれ」というものは、時に人のこころをむしばみます。特に不安や緊張、恐怖といったネガティブな感情に襲われたときに、これらの「思い込み」や「とらわれ」はより力を発揮し、我々のこころに漬け込んできます。これらをいかにやっつけていくこと、もしくは相手にせずにかわしていくこと、もしくは、できるだけ最小限の被害におさえていくこと等が、カウンセリングの大きなテーマと考えています。

そのために、カウンセリングの中で、オーダーメイドの解決法やアプローチを検討し、小さな変化を起こしていきます。

カウンセリング→「小さな変化」を起こしていく

この「小さな変化」を起こすためには、様々な技法や方法があるのですが、その中で、私は掲題の「言葉の力」という言葉を用います。

私たちは「言葉」で生きていると言っても過言ではないでしょう。汚い言葉やみにくい言葉の中にいると、空気と一緒で、人は病んでいくでしょう。

一方、きれいな言葉や優しい言葉の中にいると、これまた空気と同じく、より健やかで、ほがらかな人となっていくでしょう。

そして、これらの「言葉」を繰り返すことによって、脳の作用も影響して、人の「こころ」と「からだ」に何らかの影響を与えます。

次回は、私のお気に入りの「言葉」たちを紹介させて頂きます!

 

その他

前の記事

戸田 朝市