大江健三郎・・・
かねこカウンセリングオフィスの金子です。
大江健三郎氏が亡くられました・・・
私の好きな作家でした・・・
高校時代に国語の先生から薦められて読んだのが「万延元年のフットボール」。
(当時、この先生が私になぜ、この本を薦めた理由は分からないままです・・・が私には衝撃な出会いという印象が残っています)
この「万延元年のフットボール」の冒頭に、
「僕の友人は朱色の塗料で頭と顔を塗りつぶし、素裸で肛門に胡瓜をさしこみ、縊死したのである」
という文章にやられました・・・
そこから、むさぼるように大江健三郎の著書を読みまくりました。
私には難解なものもありましたが、当時は「なんだか分からないけれど、自分はすごいものを読んでいるんだ」という自己陶酔のような感覚もあったと思います(思春期、アルアル的な(*_*))
大江健三郎氏の作品はほぼすべて読んだと思います。
書斎にあったものを数冊・・・
人は必ずいつかは死にますが、やはり悲しいものですね・・・
合掌。