「毎日が楽しくなる脳内革命」

かねこカウンセリングオフィスの金子です。

「PRESIDENT」 2016、10、3号
「毎日が楽しくなる脳内革命」と言うタイトルで出されている雑誌の紹介です。
8年前の雑誌で古いですが、ふと改めて読んでみて気になる点があったので、紹介させていただきます。

(我が家のトイレの洗面所です・・・(^-^)トイレに、漫画や雑誌や専門書を置いていますーなので、8年前の雑誌もたまに手に取ってみることもあるのです・・・)

P38
心が軽くなる「魔法の言葉」という小見出しのもと、幸せを構成する4つの因子と言うものが記載されていました。
これらは、慶応義塾大学大学院の前野隆司教授の研究で名付けられた因子です。
その4つというのは、どのような因子かと言うと、
「やってみよう!因子」
「ありがとう!因子」
「なんとかなる!因子」
「あなたらしく!因子」
の4つでした。
それぞれを詳しく引用すると、
①「やってみよう!因子」
大きな目標と目前と目標が一致していて、そのために学習・成長しようとする因子。

②「ありがとう!因子」
人を喜ばせる、愛情、感謝、親切といった他者との安定性を目指す因子。

③「なんとかなる!因子」
失敗や不安を引きずらず、未来を前向きに捉えようとする因子。

④「あなたらしく!因子」
自分をはっきり持ち、他人と比較しない。一目を気にせず、自分のペースで進もうという因子。

そして、
「大事なのはバランスです。幸せの研究でポジティブとネガティブは3対1くらいがいいという研究もあります。全員ポジティブな世界だと全体主義ですからね。それから時代の変化も大きいです。高度経済成長期は、他人を批判し、押しのけて勝つことが有利の競争社会でしたが、最近は、それではどうも幸せになれないことがわかってきて、マインドフルネスやコーチングに代表されるように、肯定的に心に寄り添う文化へと移り変わってきています」とのこと。

この4つの因子を改めて考えてみたところ、
②の「ありがとう!因子」はP感情と言う概念のもと、日ごろから意識していますし、実際に「ありがとう!」と言う言葉を口に出すようにしています。
が、
④の「あなたらしく!因子」と言うものはあまり意識していないように感じました。
つい、周りと比較してしまうことや、常識にとらわれすぎてしまうところが、日常であると思います(もちろん、TPOに合った言動は最低限は必要とは思いますが)。
私は、適材適所と言う言葉が好きですが、自分自身の得意・不得意を自覚しつつ、
なるべくストレスにならないような生活、
つまり、自分らしく生きると言うことを改めて考えていきたいと思いました。
皆様の中でもこの「4つの因子」の中で、日頃あまり考えていないなぁと言うものがありましたら、今回のこの記事を参考にしていただければ幸いです。
では、失礼します