「コロナ世代」と呼ばれるかもしれない子どもたち
かねこカウンセリングオフィスの金子です。
変なタイトルで恐縮です・・・(*_*)
昨日の朝日新聞の一面に「コロナ禍 不登校最多 小中学生19万人 生活の変化一因」
という見出しのもと、記事が3面、14面(社説)とに渡ってありました。
実際に、私の臨床でもコロナが流行ってから、不登校関連の相談件数は増えていると、肌で感じています。
それぞれは、もちろん個々の事情や状況や状態があり、ケースバイケースな支援をしています。その詳細は割愛させて頂きますが、今コロナ禍を過ごした子どもたちが、タイトルのような「コロナ世代」と呼ばれるのではないかと、ふと思いついたわけです。
古くは「団塊の世代」、そして「バブル世代」、「就職氷河期世代」、そして、「ゆとり世代」という言葉はよく聞かれたものと思われます。
他には、「松坂世代」(←まさに私はこの世代ですが)、「段階ジュニア世代」、今は「さとり世代」と呼ばれることもあるようです。
このような名称は誰が決めているのかは分かりませんが、新型コロナウイルスの影響で、これまで誰も経験したことのない期間がありました(今も継続中ですね)。
先日、ある中学校で、先生と話していたところ、
「今の中学2年生は、入学してからずっとマスクをしてるんだなぁ・・・最近、自分の授業以外の、体育の時とかに、マスクを外している生徒の姿を見た時に、一瞬「誰だっけ??」と思うことがあるんですよ」という話が出ました。
私は、「そうだよなぁ・・・」と思いつつ、今となっては常となっているマスク姿は、何年か前は冬の時期だけ(他の季節でもしている人はいたとは思いますが)のものだったよなぁ・・・としばらく考えてしまいました。
この新型コロナウイルスの流行下を学生時代として過ごした方々の世代が、どのような形で表現されるかは分かりませんが、今後、何らかのネガティブな事柄や悩みや心配等で苦しんでいる方が出てきた際には、微力ながら、臨床心理学、カウンセリングの力で支えになっていきたいと思います。
ではでは。
皆さま、季節の変わり目です。どうぞご自愛ください!!(^-^)