畑の効果②
前回の続きです。
思考や感情が、「過去」、「未来」、「空想の世界」に運ばれないようにするための有効な手段として、「五感に訴えかけてみる」ということが言われています。つまり、味覚、聴覚、視覚、嗅覚、触覚、です。
これらを一度にそして、十分に感じられる場所が、畑での農作業と言えます。具体的には、採った野菜を食べる(味覚)、風や虫の音を聞く(聴覚)、焚火や出来た野菜を見る(視覚)、野菜の匂いを嗅ぐ(嗅覚)土や虫に触れる(触覚)ことです。
話は戻って、まさに畑での作業は上記の五感をすべて使うことになります。実際に、私は畑での作業を終えて、帰宅途中に爽快感やスッキリした気持ちを感じた経験があります。この経験はアグリヒーリングの影響と勝手に思っています(^-^)
前置きが長くなりました、皆様に「畑をやりましょう!」というお誘いではありません。学校生活や日常生活で既述の「過去」、「未来」、「空想の世界」に思考が行き、ネガティブな感情に陥った時に、是非、自分自身の合う五感を刺激することを意識してみて下さい。そして、よりストレスやネガティブな感情の軽減につながるためには、「思い込み」の力も借ります。この「思い込み」の力については、次回、説明致します。