言葉の大切さ
かねこカウンセリングオフィスの金子です。
先日のブログで眼科受診のエピソードのあげました(←こちら)。
今回はその件について書きたいと思います。
私は半年ほど前に眼科をかえた、ということは書かせて頂きました。
その理由は、診察前の視力検査や眼圧検査のあり方について疑問に思ったことがあったからです。
というのは、私はアレルギー性結膜炎の予防のために目薬をさしています。なので、特段、異常がないときは、正直、目薬だけもらえればいいのです。なので、診察前の検査等はやりたくないというのが本音です。
加えて、諸々の検査をやることでしっかりと医療点数加算がされていて、お会計の際にもちろん、その分の費用を支払うことになります。
その金額をどうこう、言うわけではないのですが、診察前の検査を受けたくないといった旨を前にかかっていた眼科で検査技師の方に伝えたところ、
「うちは皆さんに受けてもらっていますから!!」とバッサリ、言われました・・・( ̄ー ̄)
私は、心の中で「えっー--少しは受けたくない理由などを聞いてくれてもいいのに・・・インフォームドコンセントという、説明と同意って言葉もあるでしょうに・・・病院の勝手で検査して、費用を徴収するってどうなの??」と思いました。
心の中で・・・(´Д`)
2回、言います・・・
心の中で・・・(´Д`)
情けない・・・
言えなかったワタシも悪いとは思うのですが、検査技師のその対応に不信を抱きました。
とりあえず、検査して、診察へ。
そこでも、Drからは何も言及されず、ものの1分で診察終了。
チ――ン・・・(´Д`)
そういった、経緯があり、眼科をかえました。
かえた眼科では、初診時はさすがに検査を受けましたが、2回目以降は、検査を受けたくない旨を検査技師さんに伝えたところ、医師に確認してから、検査を受けずに診察してもらっていました。
が先週の診察時、特に目の異常はなく、薬を出してもらう際に、
医師から、
「診察前の検査は毎回受けなくても結構ですが、数回に1回は受けて頂ければ助かります。内科での血圧測定や検温と同じようなものです。そこで、もしかしたら異変やいつもと違う数値が出た際には、より適切な治療に繋がることもありますので」といった旨を言われました。
私は「そうですね、わかりました」
と妙な安心と納得をしました。そして、担当医を信頼することが出来ました。
病院は主に困っている人が行く場所です。なんらかの不安や心配を抱えて受診するでしょう。その際に、きちんとした説明と患者さんの不安や心配を汲む姿勢は、基本中の基本と思います。
私のオフィスは医療機関ではありませんが、困っている方が来られる場所としては共通している場所と思っています。
今回の出来事から、改めて学ぶとともに、今後の自分の臨床でも、丁寧な説明と同意を欠かさずに、少しでも患者さんの不安や心配等の軽減に努めていけるよう精進していきます。
ではでは、また。
本日もお読み頂き、ありがとうございました。