私の心は閑寂だ・・・
かねこカウンセリングオフィスの金子です。
本日は朝から雨模様ですね。
突然ですが、私の自宅のトイレに飾っている一編の詩を紹介します。
「閑寂」 中原中也
なんにも訪(おとな)ふことのない、
私の心は閑寂だ。
それは日曜日の渡り廊下、
――みんなは野原へ行つちやつた。
板は冷たい光沢(つや)をもち、
小鳥は庭に啼(な)いてゐる。
締めの足りない水道の、
蛇口の滴(しづく)は、つと光り!
土は薔薇色(ばらいろ)、空には雲雀(ひばり)
空はきれいな四月です。
なんにも訪(おとな)ふことのない、
私の心は閑寂だ。
中原中也という詩人は多くの方がご存じかと思います。
30歳という若さでこの世を去った詩人ですが、他にも好きな詩はいくつかあるのですが、この「閑寂」という詩は、大学院生の時に、自分の机の前に印刷して額縁に入れて飾っていました。ふと読むと、心が落ち着き、フラットな気持ちに私はなることが多いです。
今でも、そのような気持ちになれます。なぜだかわかりませんが、不思議なものです。私はいくつか自分の気持ちを落ち着かせるためや、不安や緊張を和らげるための方法(対処法)を用意しています(この点についてはゆくゆく、詳しく書きたいと思います)。
ではでは、また~~(^-^)