「野球選手になりたいと思った人が野球選手になる」
かねこカウンセリングオフィスの金子です。
タイトルにあげました文章、当たり前のことですが、案外、当たり前すぎてついつい、流してしまうことが多いかも知れません。
「野球選手になりたいと思った人が野球選手になる」
換言すると、「人間、思ったことが、現実になる」ということかと思っています。
もちろん、すべてがすべて、思ったことが現実になれば、苦労はしませんが、原則、この「思ったことが、現実になる」という点は個人的には事実だと思います(くどいようですが、野球選手になりたいと思った人がサッカー選手にはなってはいないでしょう)。
具体的には、この文章を私はパソコンで書いているのですが、「ブログを書こう!」と思っているから、書いています。そして、パソコンのキーを押して、文字を入力し、文章としています。
他の例もしかり・・・。
鼻がムズムズしてかみたいと思い、ティッシュに手を伸ばし、鼻をかむ。
お腹が減って、ラーメンが食べたいと思い、ラーメン屋に行き食べる。
誰かに話を聞いてもらいたいと思い、友人に電話して話しを聞いてもらう。
トイレに行きたいと思い、トイレに行き用を足す。
日常的に「思う→行動」という流れがあるかと思います。しかし、重なりますが、日常生活や仕事において、このようなことをイチイチ考えて過ごしていないと思いますが、時に、一度立ち止まって、このようなことを意識すると、今までにない発見や気付きがあるかも知れません。
そして「思う」ことをいかに強く「思いこむ」か。この「思い込み」の力は当オフィスのつたないホームページのトップにも挙げさせて頂いている、思い込みによってとらわれない「こころ」と「からだ」ということにも通じます。
ネガティブな思い込みはネガティブな行動や心に影響を与え、逆にポジティブな思い込みはポジティブな行動や心に影響を与えると言われています。もちろん、常にネガティブな人はいませんし、常にポジティブな人もいません。しかし、ネガティブな思いよりも、少しでもポジティブな思いが勝ると、そこにはより健康的なメンタルや具体的な結果となることが多いでしょう。
言うのは簡単で、実行がなかなか難しい面もありますが、もう一度言います。
多くの方が日常的に行っていること=「人間、思ったことが、現実になる」。この考えを意識して、小さくても良いので、具体的行動を確実に起こしていけば、目標達成や問題解決につながりやすくなるでしょう。
ではでは(^-^)