本の紹介 22

かねこカウンセリングオフィスの金子です。

「怒りというエネルギー」というタイトルでブログの記事を書かせて頂きました。が偶然にも今、読んでいる本の中に、このような文章が・・・

 

毒島:「あ、僕?僕はですね、元々あまり怒るということがないんですよ」

相手:「大変、温厚なお人柄でいらっしゃるんですね」

毒島:「いえいえいえいえ、そういうんじゃなくて、単に怒ったり嘆いたり恨んだりというのが勿体ないと思っているだけ」

相手:「えっ」

毒島:「怒るにもエネルギーが要るでしょ。そんなことにエネルギーを使うより執筆に費やした方がいいもの」

これは、中山七理(なかやましちり)氏の

「作家刑事 毒島」(幻冬舎新書、2018)の5章に出てくる言葉です。

ひょんなきっかけで、この「中山七里」といい作家さんを知りましたが、私は好きです。基本はミステリーなのですが、トリックもハッとするものが多く、臨場感もたっぷりで、なんせ読みやすい!!

是非、ミステリーが好きな方は一読をお勧めします!

ミステリーではなく、日記が綴られた、「中山七転八倒」もお勧めです!笑えます!!

ではでは。