何事もスピードの時代に・・・

かねこカウンセリングオフィスの金子です。

今日は何気に雪が降りましたね~~❄

私は看護学校の講師の仕事だったのですが、雪の影響で、短縮授業になったため、私の担当する講義(私の授業は午後からになるので)は、課題学習となりました。

戸田は雨交じりの雪になったものの、足元滑りやすくなっていますので、皆様、お気をつけ下さい。

さて、先日(2/8付け)の朝日新聞の記事からの引用です。

藤井聡太王将(20)=竜王・王位・叡王・棋聖と合わせ五冠=に羽生善治九段(52)が挑戦する第72期王将戦第七番勝負(毎日新聞社、スポーツニッポン新聞社主催)の第4局が9日から東京都立川市で指される。藤井王将が2勝1敗とリードしており、中盤の勝負どころの一局となる。

8日は同市内のホテルで前夜祭が行われた。羽生九段は「何事もスピードの時代に一つの勝負に2日間かけるのは珍しい。将棋はそれだけ長い時間を費やしてもわからないほど、奥深いと思う。いま持っている力を出して、楽しんでいただける将棋を指したい」

「2023.2.8 朝日新聞」より引用

 

私は将棋はルールこそは知っていますが、あまりやったことがなく、ど素人ですが、この羽生九段の「「何事もスピードの時代に一つの勝負に2日間かけるのは珍しい。将棋はそれだけ長い時間を費やしてもわからないほど、奥深いと思う。」という言葉に興味を持ちました。

効率化やスピードが求められる時代です。分からないことは手元のスマホで、すぐに調べられ、すぐに答えが出てきます。私も、スマホとタブレットを持っていますが、とても便利ですし、使わない日はないと言えるでしょう。

しかしながら、世の中には分からない問題や、不思議なこと、頭ではわかっていても、感情や気持ちの面で、うまくできないことなどなど、たくさんあるのも事実ですよね。

そして、その「分からない」ことを時間をかけて考える時間は、より良く生きていくうえで私は必要と思うし、大切な時間と思っています。

羽生九段の言葉を借りて、私なりの言い方をさせて頂くと、

「人の心はそれだけ長い時間を費やしてもわからないほど、奥深いと思う」

本当にそう思います。

羽生九段、藤井王将、どちらも応援しています。

ではでは。